⑧ 2012. 7. 9 木曽駒ヶ岳
左右の赤いものはコケモモのつぼみ、左のクリーム色の花はチョウノスケソウ、ハハコヨモギの後ろの黄色い花はミヤマキンバイ。後方の山は三ノ沢岳(2845.5m)。

② 2012. 7. 9 木曽駒ヶ岳

野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda

ハハコヨモギ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます

① 2012. 7. 9 木曽駒ヶ岳

③ 2011. 7. 12 木曽駒ヶ岳

④ 2011. 7. 15 木曽駒ヶ岳

③ 2012. 7. 9 木曽駒ヶ岳

ハハコヨモギ キク科 高山

 名は「母子蓬」。キク科ヨモギ属の植物で、花のつきかたがハハコグサに似ていることによる。中央アルプス木曽駒ヶ岳と、南アルプス北岳と仙丈ヶ岳の特産種で、高山帯の砂礫地や岩場に生える。ヒメウスユキソウと同じく絶滅危惧種に指定されているが、木曽駒ヶ岳のほんの狭い範囲でではあるけれども、ごくふつうにあって、いくらでも見ることができる。

 高山帯の砂礫地や岩場に生える多年草で、全体が白い絹毛におおわれ、高さ5〜15cmになる。茎葉は1〜2回掌状に中裂し、裂片は幅1mmにもならない。

 7中旬〜9月上旬、茎の先に直径5〜7mmの黄色い頭花を多数つける。頭花の周辺部には雌花がつき、中心部に両性花がつく。

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ハハコヨモギ5006

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⑦ 2012. 7. 9 木曽駒ヶ岳