⑧ 2004. 10. 2 青梅市 |
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⑥ 2011. 5. 25 伊那市高遠 |
⑦ 2009. 8. 14 大室山 |
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② 2012. 5. 3 伊那市
野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda
アケビ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます
① 2012. 5. 3 伊那市
③ 2012. 5. 13 伊那市長谷
④ 2008. 5. 4 都留市
⑤ 2011. 5. 6 伊那市
アケビ アケビ科 山
山野に生える落葉つる性木本。葉は掌状複葉で、小葉が5個ある。小葉は長さ3〜5cmほどで、ふちに鋸歯はない。近縁のミツバアケビは、名のとおり小葉が3個であり、容易に見分けられる。
4〜5月、葉柄の間から総状花序をだし、淡紫色の花をつける。花のつきかた、色もミツバアケビとは大きく異なる。花に花弁はなく、3個の萼片がある。花には雄花と雌花があり、雄花は花序の先の方に数個つき、雌花は基部に0〜3個つく。雄花の直径は1cmほどで雄しべは6個、雌花は柄が長く雄花よりもずっと大きく、雌しべが3〜9個ある。写真①、②、⑤のように雌花が少ない(写真①では上端に1個ある)ものもあり、写真④のように多数つくものもある。
9〜10月、長さ6〜10cmの長楕円形の果実をつけ、熟すると縦に裂けて開く。果実はミツバアケビよりもやや小さくて細く、果皮もやや薄い。果実は黒い種子が多いが、甘くておいしい。また、春先に出る若芽も食用にする。