⑧ 2012. 4. 16 伊那市 |
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⑥ 2008. 3. 22 高尾山 |
⑦ 2012. 4. 16 伊那市 |
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⑩ 2008. 3. 28 日野市 |
⑪ 2012. 4. 16 伊那市 |
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⑨ 2007. 3. 3 高尾山 |
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② 2012. 4. 16 伊那市
野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda
アズマイチゲ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます
① 2012. 4. 16 伊那市
③ 2008. 3. 22 高尾山
④ 2007. 3. 3 高尾山
⑤ 2007. 3. 3 高尾山
アズマイチゲ キンポウゲ科 山
イチゲ(一華)は1個の花茎に1個の花をつけることによるが、北海道、本州、四国、九州に広く分布するのにアズマ(東)がついているのはなぜかわからない。別名をウラベニイチゲといい、これは花の色による。
落葉樹林内や林縁、草地などに生え、高さ15〜20cmになる。茎の上の方に3出複葉が3個輪生するのはキクザキイチゲと同様だが、アズマイチゲの小葉はやわらかく、あまり切れ込まずに、やや垂れ気味につくのがふつうである。根生葉は2回3出複葉で、小葉は深く避ける。
3〜5月、茎の先に直径3〜4cmほどの白色の花を1個つける。花弁のように見えるのは萼片で8〜13個。基部と裏面はやや紫色または紅紫色を帯びる。花が前回になるのは日が当たるときで、日が陰ったりすると萼片は半開きになる。キクザキイチゲとともに、ふつうに見られる野草のなかでは、いかにも品のある美しい花だと思う。