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ゲンノショウコ5186 ゲンノショウコ2046 ゲンノショウコ6554

⑥ 2008. 9. 8 御坂山

⑦ 2006. 9. 16 陣馬山

⑧ 2005. 11 5 滝子山

② 2006. 9. 16 陣馬山

野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda

ゲンノショウコ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます

① 2013. 9. 11 伊那市高遠

③ 2010. 8. 27 伊那市

④ 2010. 9. 18 伊那市

⑤ 2010. 9. 19 伊那市

ゲンノショウコ フウロソウ科 

 名は「現の証拠」で、下痢止めとして、服用するとすぐに薬効があらわれることに由来する。現代の日本薬局方にも「ゲンノショウコ」として記載される。

根・茎・葉・花などを干し煎じて下痢止めや胃薬とし、また茶としても飲用する。飲み過ぎても便秘を引き起こしたりせず、優秀な整腸生薬であることからイシャイラズ(医者いらず)、タチマチグサ(たちまち草)などの異名も持つ。別名をミコシグサというが、由来は、実が熟して種子をはじき飛ばしたあとの形(写真⑧)が御輿の屋根を思わせるからという。

 山野にふつうに生え、高さ30〜60cmになる。茎や葉柄、花柄には毛が多い。葉は上部のものは3つに、下部のものは5つに切れ込む。

 長い花柄の先に、直径1〜1.5cmほどの花を、ふつう2個つける。花色は白色〜紅紫色と、変化が多い。花は、先に雄しべが成熟し、雄しべが落ちたあとに雌しべの先が割れて受粉できる状態になり、自家受粉を防ぐ仕組みなっている(写真③の、左側が咲きはじめの花、右側が雌しべの先が割れた花)。種子が熟すると花柱が割れて反り返り、種子を遠くに飛ばす仕組みを備えている。

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