⑥ 2008. 6. 14 編笠山 |
⑦ 2008. 6. 14 編笠山 |
⑧ 2008. 6. 14 編笠山 |
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② 2012. 7. 9 木曽駒ヶ岳
③ 2008. 6. 14 編笠山
野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda
タカネザクラ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます
① 2012. 7. 9 木曽駒ヶ岳
⑤ 2008. 6. 14 編笠山
④ 2008. 6. 14 編笠山
タカネザクラ バラ科 高山
名は「高嶺桜」。別名をミネザクラ(嶺桜)という。名のとおり、本州中部地方以北と北海道の亜高山帯〜高山帯に生えるサクラである。サクラとよばれるものはたくさんあり、日本には10種が自生するとされるが、高山帯にも生えるのはこのタカネザクラとその品種であるチシマザクラ(別名、ケタカネザクラ)しかない。落葉小高木に分類されるが、高さは50cm〜5mぐらいと、生育環境によって変化は大きい。写真①、②は比較的おだやかな木曽駒ヶ岳千畳敷カール内のものだが高さは2mほど、写真③〜⑧は強風にさらされる八ヶ岳・編笠山のものだが、枝は地をはうように広がり高さは1mに満たない。
本州中部地方以北と北海道の亜高山帯に生える落葉低木。葉は長さ3〜9cm、幅1.5〜4.5cmの倒卵形で、先は尾のようにとがる。ふちには不規則な鋸歯がある。
5〜7月、葉が開くのと同時に、直径3〜4cの淡紅紫色の花を1〜3個ずつ、総状につける。花柄に毛がないのがタカネザクラ、毛があるものがチシマザクラである。