⑧ 2010. 3. 28 日野市(植栽)

⑥ 2012. 7. 9 木曽駒ヶ岳

② 2010. 3. 28 日野市(植栽)

 ③ 2012. 7. 9 木曽駒ヶ岳

野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda

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① 2012. 7. 9 木曽駒ヶ岳

④ 2012. 7. 9 木曽駒ヶ岳

2011. 9. 8 伊那市高遠

⑤ 2012. 7. 9 木曽駒ヶ岳

ショウジョウバカマ 
             ユリ科
 高山

 名は、「猩々袴」。霊獣である猩々にちなむものというが、どこがどうしてそうなるのか、私にはよくわからない。低山帯〜高山帯の湿ったところに生える多年草で、花茎の高さは10〜25cmになる。東京周辺ではめったに見かけないが、雪国の山に行けばごくあたりまえに見られる。根生葉はロゼット状につき、長さ5〜20cmで、冬も残る。条件のよいところでは、葉の先に芽がつき、それが接地すると新しい株ができる。

 4〜8月、花茎の先に線香花火のように、褐紫色、紅紫色または紅色、ごくまれに白色の花をつける。花茎がのびはじめるときにはもう花が間から顔をのぞかせ、花茎は花を咲かせながらのび、果実をつけるころになると30〜50cmほどになっている。高山の、残雪があるような場所では、雪が解けたところに真っ先に咲く花のひとつである(写真⑦で立ち上がっている芽はコバイケイソウ)。

 写真②、⑧は、20年以上前に、善光寺の門前でおじいさんがムシロの上に並べて雪割草といって売っていたのを1芽100円で3つほど買ったものだ。わが家の狭い庭のうちの1坪ほどの場所が気に入ったか、どんどん増えて毎年楽しませてくれる。

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ショウジョウバカマ5217

⑦ 2012. 7. 9 木曽駒ヶ岳