⑥ 2008. 9. 9 釈迦ヶ岳

⑦ 2007. 9. 8 茅ヶ岳

ミヤマママコナ
⑧ 2007. 7. 12 麻生山

② 2008. 7. 26 守屋山

野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda

ママコナ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます

① 2012. 7. 16 萱野高原

③ 2007. 9. 8 茅ヶ岳

④ 2012. 7. 16 萱野高原

⑤ 2010. 7. 21 伊那市

ママコナ ゴマノハグサ科 

 名は「飯子菜」。花冠にある2個の白い隆起をごはんつぶに見立てた名。『野草の名前・夏』(山と溪谷社)で、高橋勝雄氏は「飯」に「子」がつくのは不自然で、「継子に食べさせたい、まずい菜」という説を述べているが、まずい菜ならいくらでもある。ママコノシリヌグイに引きずられた悪い解釈と、私は思う。どこかの地方に、「さぁ、ままこ食え」なんて言い方があるのではないかと思う。

 山野の林縁や道ばた、草原に生える半寄生の1年草で、高さ20〜50cmになる。葉は対生し、長さ2〜8cm、幅1〜3cmの長卵形で、長さ3mm〜1.5cmの柄がある。

 7〜9月、枝先に長さ3〜10cmの花序をだし、長さ2cmほどの紅紫色の唇形の花を多数つける。上述のように、下唇には2個の白い隆起がある。

 よく似たものにミヤマママコナがあるが、ママコナの苞にある鋸歯が、ミヤマママコナにはない(写真⑧)ので、容易に見分けることができる。

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