⑧ 2012. 6. 2 伊那市長谷

⑦ 2007. 6. 17 日向山

⑨ 2010. 6. 24 伊那市長谷

⑩ 2010. 6. 24 伊那市長谷

⑪ 2012. 6. 2 伊那市長谷

③ 2012. 6. 2 伊那市長谷

② 2011. 6. 6 伊那市

野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda

タガソデソウ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます

① 2012. 6. 2 伊那市長谷

④ 2007. 6. 17 日向山

2011. 9. 8 伊那市高遠

⑤ 2010. 6. 24 伊那市長谷

タガソデソウ ナデシコ科 

 誰が袖草とは、なんとも優雅な名である誰が袖は、古今集の「色よりも香こそあはれと思ほゆれ誰が袖ふれし宿の梅ぞも」に由来して、①匂い袋の名、②匂い袋の形をした細長い楊枝さし、③種々の豪華な婦人の衣装を衣桁にかけた図、④衣服の片袖の形や文様を意匠にとりいれた器物(『大辞林』、『大辞泉』)とあるが、さて、そのどれに由来する名だろう。

 中部地方の低山〜亜高山帯の、明るくやや湿った草地に生え、高さ30〜50cmになる多年草。茎は直立して、高さ30〜70cmになる。茎の上部や葉、花序には白い毛が多い。葉は、長さ5〜9cmの披針形〜卵状披針形で、柄はない。

 5〜6月、茎の先に集散状に直径2cmほどの白色の花をつける。花弁は長楕円形で、すじが入る。

 生育地が中部地方に限られるためもあるのか、野草ハンドブックの類いでは掲載されていないものが多い。また、環境省、長野県のレッドデータブックでは、いずれも絶滅危惧種に指定されている。ただ、私の感じでは、必ずしも少なくはない。掲載した写真で、撮影地が「伊那市長谷」となっているものも、撮影日が異なっているものはすべて違う場所で撮ったものである。

タガソデソウ3337

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⑥ 2011. 6. 13 伊那市長谷