⑥ 2006. 7. 5 飯盛山 |
⑦ 2012. 6. 15 高烏谷山 |
⑧ 2011. 6. 12 伊那市長谷 |
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③ 2012. 6. 15 高烏谷山
② 2012. 6. 15 高烏谷山
野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda
ニシキウツギ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます
① 2012. 6. 15 高烏谷山
⑤ 2011. 6. 21 高烏谷山
④ 2011. 6. 21 高烏谷山
ニシキウツギ スイカズラ科 山
名は「二色空木」である。はじめ白色だった花が紅色に変わるところからきた名で、錦空木ではない。宮城県以南の、おもに太平洋側の山地に生える落葉低木で、高さ2〜5mになる。葉の裏側の主脈の下半部には縮れた白い毛が密生する。
5〜6月、葉腋からのびた花序に長さ3cmほどの白色の花を散房状につける。花冠は漏斗形で、先が5裂し、内側のほうが色が濃い。
よく似た種に、庭などにも植えられるハコネウツギがある。何よりの違いは、ニシキウツギの花は花柱が花冠の外に突きでるのに対し、ハコネウツギの花柱は花冠の外に出ることはない。また、ハコネウツギの葉はほとんど無毛で、花冠の切れ込みもニシキウツギよりも深い。なお、ハコネウツギは北海道南部〜九州の海岸付近に生えるもので、「箱根」の名はあるが箱根には生えていないそうである(『樹木 見分けのポイント図鑑』講談社)。