マタタビ4763
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⑥ 2012. 7. 6 伊那市

⑦ 2009. 6. 28 萱野高原

⑧ 2011. 6. 12 伊那市長谷

② 2010. 6. 28 伊那市

③ 2012. 7. 6 伊那市

野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda

マタタビ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます

① 2012. 6. 26 伊那市

⑤ 2012. 7. 6 伊那市

④ 2012. 7. 6 伊那市

マタタビ マタタビ科 

 漢字で書くと「木天蓼」。木天蓼(もくてんりょう)は漢方の名前で、虫コブのできたマタタビの果実を乾燥したもののこと。沈痛や強壮の薬として使われる。「またたび」は、果実を食べると元気がでて、また旅が続けられるからという意味だと聞いたことがある。山地に生える落葉ツル性木本。果実はネコの好物として知られ、塩漬けや果実酒にもされる。葉は、長さ10cmほどの広卵形で先がとがり、互生する。

 6〜7月、花をつけるが、それに先だって枝先の葉が白くなるのが遠くからでもよく目立つ。白くなった葉は、花が終わると再び緑になる。花は白色で直径2cmほどで、芳香がある。雄花(写真②)だけをつける株と、雄花と両性花(写真③)をつける株がある(写真④、⑤には両方の花がある)。写真⑥は、花弁が落ちた直後の両性花。果実ができはじめている。

 中部地方以北の本州と北海道には、よく似たミヤママタタビが生えるが、マタタビよりも標高の高いところに生え、白くなった葉が、花のあとには淡紅色になる。また、葉の基部がハート形にへこんでいるのもミヤママタタビの特徴である。

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