⑥ 2007. 6. 23 櫛形山

② 2011. 6. 14 入笠山

野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda

キバナノアツモリソウ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます

① 2012. 6. 21 入笠山

③ 2007. 6. 23 櫛形山

④ 2012. 6. 21 入笠山

⑤ 2011. 6. 14 入笠山

⑦ 2011. 6. 14 入笠山

キバナノアツモリソウ
              ラン科 高山

 袋状になった花の形を平敦盛の母衣(ほろ)に見立てたのがアツモリソウ。その仲間で花が黄色いことからきた名だが、アツモリソウよりは小型で、形からも母衣は連想しにくい。多くの植物写真家に大きな影響を与えた故冨成忠夫氏の『野草ハンドブック2・夏の花』(山と溪谷社、昭和49年初版)には櫛形山のみごとな群落の写真があるが、今は、櫛形山でもちらほら見られるだけである。入笠山にも昔はたくさんあったそうだが、今は入笠湿原の前にある山彦荘の敷地内で守られたひと群れだけが残っているだけではないかという。

 中部地方以北の本州と北海道の低山帯〜亜高山帯の草地や明るい林内に生える多年草で、高さ20〜40cmになる。葉は一対で、長さ6〜15cmの広楕円形。両面の脈とふちに短い毛が密生する。

 6〜7月、茎の先に直径3cmほどの花をつける。壺状の唇弁には黄色地に褐色の斑紋がある。

キバナノアツモリソウ4158

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⑧ 2011. 6. 24 入笠山