⑥ 2010. 5. 1 高尾山 |
⑧ 2012. 5. 8 伊那市 |
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⑦ 2005. 5. 2 大月市 |
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⑨ 2012. 5. 8 伊那市 |
⑩ 2010. 5. 21 茅野市 |
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⑪ 2010. 5. 21 茅野市 後方の山は車山(霧ヶ峰) |
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② 2012. 5. 12 辰野町
③ 2008. 5. 31 入笠山
野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda
ウワミズザクラ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます
① 2012. 5. 8 伊那市
④ 2008. 4. 27 上野原町
⑤ 2012. 5. 8 箕輪町
ウワミズザクラ バラ科 野・山
漢字で書くと上溝桜だが、名の由来は私にはわからない。別名をハハカという。白いブラシのような花の補からは、とうていサクラの仲間だとは思えないが、写真①で一つひとつの花を見れば、なるほど、サクラの花の形をしている。お茶筒など、サクラの皮の美しさをいかした工芸品があるが、それに使われているのはもっぱらこの木の皮だという。
山野に生え、高さ20mになる落葉高木。葉は互生し、長さ8〜11cmの卵形または卵状長楕円形で先が尾状にとがり、基部は鈍形で、成長した葉には毛がない。
4〜5月、葉が開いてから、今年でた枝の先に長さ6〜8cmの総状花序をだして、直径5〜7mmの白色の5弁花を多数つける。花が咲きはじめたころは白さがきわだつが、数日すると何か色あせたように感じる。近寄ってみると花弁が散ってなくなっているためであることがわかる。
新潟県では、この花のつぼみを塩漬けにしたものをアンニンゴといって、酒のつまみなどにする。また、東北地方では未熟な果実を塩漬けにして食用にする。