⑦ 2010. 5. 1 高尾山 |
⑧ 2005. 4. 17 高尾山 |
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⑥ 2010. 5 1 高尾山 |
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② 2012. 4. 16 伊那市
③ 2012. 4. 16 伊那市
野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda
タカオスミレ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます
① 2012. 4. 16 伊那市
④ 2010. 5 1 高尾山
2011. 9. 8 伊那市高遠
⑤ 2010. 5 1 高尾山
タカオスミレ スミレ科 野・山
タカオスミレはヒカゲスミレの品種で、最初に高尾山で発見され、報告された。谷沿いの落葉樹林下などの半日陰に生え、花期の高さは5〜12cmになる。葉の表面がこげ茶色から黒紫色になるのが特徴である。
写真は、④〜⑧が高尾山で撮影したものである。葉は長三角形で基部は心形、花は直径2cmほどの白色花で、赤みの強い紫色のすじがある。
また、写真①〜③は、ハグロスミレとよばれるもので、やや日当たりのよいところに生え、葉の長さも短い。
当初の報告では、タカオスミレは葉の裏までこげ茶色から黒紫色になるものとされ、葉の表面だけがこげ茶色から黒紫色になるものはハグロスミレとされていたそうだが、今は、まとめてタカオスミレというのがふつうだという。
いがりまさし氏による『山溪ハンディ図鑑6ー日本のスミレ』には、自然交雑種、外来種を加えて150種類のスミレが掲載されている。また今井・伊東氏による『信州のスミレ』(ほおずき書籍)には同じく116種類が掲載されている。種の同定は、素人である私にはまことにむずかしい。誤りがあるかもしれないことは、ご容赦願いたい。