⑧ 2008. 5. 31 入笠山 |
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⑦ 2010. 4. 11 二王子山(新潟県) |
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⑥ 2011. 5. 21 入笠山 |
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② 2012. 4. 7 諏訪市
野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda
ミズバショウ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます
① 2012. 4. 7 箕輪町
③ 2010. 4. 11 二王子山
④ 2010. 4. 11 二王子山(新潟県)
⑤ 2012. 4. 7 箕輪町
ミズバショウ サトイモ科 山
ミズバショウといえば、「夏が来れば思い出す╱はるかな尾瀬遠い空……水芭蕉の花が咲いている╱夢みて咲いている水のほとり……」のメロディーを思い出す方も多いだろう。江間章子作・中田喜直作曲の「夏の思い出」である。この歌では夏のシンボルのようだが、それは舞台が尾瀬だからのこと。じつは、雪解けとともに咲く春を告げる花である。「ミズ」はもちろん水。水湿地を好み、葉の形が「バショウ」のようだからとついた名である。
いっしょに生えていることも多いザゼンソウよりもやや遅れて、4〜7月、葉がのびはじめるのといっしょに高さ10〜30cmの花をつける。白い花弁のように見えるものは仏炎苞で、そのなかに包まれるようにして立つ黄色っぽい円柱状のものが花序である。葉は花のあとに生長し、長さ80cm、幅30cmになる。ニホンジカがこの葉を好んで食べるために(クマも食べるという)、近年、あちこちでその食害が報告されている。