⑥ 2010. 6. 10 伊那市高遠

⑦ 2009. 9. 19 御正体山

⑧ 2011. 9. 18 入笠山

② 2012. 5. 13 伊那市長谷

野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda

マムシグサ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます

① 2012. 4. 30 伊那市高遠

③ 2010. 5. 21 伊那市高遠

⑤ 2011. 6. 4 高烏谷山

④ 2011. 5. 28 伊那市

マムシグサ サトイモ科 

 名は、蝮草で、茎(正確には偽茎)の模様が蝮を思わせるところからきている。

 表題をマムシグサとしたが、「マムシグサの仲間」とご理解いただきたい。この仲間にはいろいろな種類があってややこしい。

 本来のマムシグサは、仏炎苞の色が淡緑色〜淡紫色で白いすじがあるもので、ここにある写真の中では写真⑥がそれである。ほかの写真のように暗紫色を帯びて、同じような形のものは、オオマムシグサ、ムラサキマムシグサ、ミミガタテンナンショウのいずれかである。このうちミミガタテンナンショウは、仏炎苞の口辺部が耳たぶのように張り出しているのですぐにわかる。あとは、オオマムシグサ、ムラサキマムシグサのいずれかであるが、上部のふたのようになった部分が下部の筒状の部分よりも長いものがオオマムシグサ、ほぼ同じぐらいのものがムラサキマムシグサという。してみると、写真⑥以外は、すべてムラサキマムシグサということのようである。

 写真⑤のように、春、折りたたまれていた仏炎苞や葉がでてくるところは興味深く、また、秋から冬には、ツヤのある真っ赤な果実が美しい。

マムシグサ1341

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