⑦ 2011. 5. 16 伊那市

⑧ 2011. 5. 16 伊那市

⑥ 2004. 5. 2 小仏城山

② 2010. 5. 21 茅野市

野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda

クサノオウ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます

① 2012. 4. 30 伊那市

③ 2012. 4. 30 伊那市

④ 2010. 5. 21 茅野市

⑤ 2010. 5. 21 茅野市

クサノオウウ ケシ科 

 名の由来には、薬草の王様だから「草の王」、皮膚病に有効なので「瘡(くさ)の王」、茎や葉を切ると黄色い乳液が出るので「草の黄」などの各説がある。

 道ばたや草地、林縁など、日当たりのよいところに生え、高さ30〜80cmになる。全体に毛が多く、白っぽく見える。葉は1、2回、羽状に裂ける。

 花は4月ごろから(早いものは3月から)咲きはじめるが、なかには秋になっても花をつけているものもある。花は鮮黄色で、花弁はふつう4個。多数の雄しべの中に、なぜか必ず途中で折れ曲がった緑色の雌しべがある(写真③、④)。花後、長さ3〜4cmの細長い円柱形の蒴果(写真②手前)ができる。

 昨年、写真⑥、⑦のようなみごとな群生を初めて見たが、今年はまばらにしか生えていなかった。1年目には身体を充実させ、2年目に花を咲かせて枯れる二年草だからである。

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