⑥ 2012. 5. 8 箕輪町 |
⑦ 2011. 4. 30 伊那市高遠 |
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⑧ 2008. 7. 22 生藤山 |
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② 2004. 4. 11 高尾山
③ 2005. 4. 9 青梅丘陵
野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda
エイザンスミレ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます
① 2012. 4. 25 伊那市
⑤ 2008. 4. 12 権現山(山梨)
④ 2012. 4. 15 伊那市
エイザンスミレ スミレ科 山
名は、比叡山に生えるスミレの意。別名をエゾスミレというが、北海道には生えず、本州、四国、九州に分布する。スミレ類の葉は丸形か細長いのがふつうだが、このエイザンスミレとヒゴスミレ、ナンザンスミレ(日本では対馬にのみ分布)は、裂けた葉をもつ。
山地の林内や林縁の日陰気味のところに生え、前述のように葉は3全裂し、側葉はさらに2裂するが、裂片の幅はさまざまである。スミレ類の多くは花期の葉と夏の葉の形が異なるものが多く、エイザンスミレも夏の葉は写真⑧のようになる。数は少ないが、花期にも写真①のように3小葉だけのものもある。
3〜5月、淡紅色〜白色の、直径2cmほどの花をつける。花は芳香をもつものが多い。ときに花が濃い紅色のものがあり、これはベニバナエイザンスミレとよばれる。