⑧ 2012. 3. 29 伊那市(植栽)

⑥ 2012. 3. 4 伊那市(植栽)

⑦ 日野市(植栽)

③ 2012. 2. 28 伊那市(植栽)

野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda

セツブンソウ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます

② 2011. 3. 2 伊那市(植栽)

④ 2012. 3. 3 伊那市(植栽)

⑤ 2012. 3. 4 伊那市(植栽)

セツブンソウ キンポウゲ科 

 関東地方以西の山地の木陰などに生え、高さ5〜15cmになる。日本の特産種で、石灰岩地に多く、群生する。

 早春に地中から茎葉をだして花をつけ、初夏を迎える前には姿を消す「スプリング・エフェメラル」のひとつである。2〜3月、展開しはじめた蕾をつけた茎が顔をだす。茎が伸びるとともにつぼみが開き、直径1cmほどの花を開く。外側にある5枚の花弁のように見えるのはじつは萼片で、多数の雄しべのまわりに黄色く見えるのが、花弁が変化した蜜腺である。茎の上部には花の襟巻きのように、幅3〜5cmの深く3裂し、さらに細裂する葉が2個対生する。

 写真はいずれも私が種から育てたものだが、種をまいた翌年は写真⑦上のような全縁の葉が1枚ずつでるだけである。2年目にも写真⑦下のような切れ込んだ葉が、これも1枚ずつでるだけで、花がつくのは3年目である。群生することが多いのは、種子が近くにしか落ちないためだと思われるが、写真⑧のように外側にひろがろうとするのは、少しでも遠くに種子を落とそうというのだろうか。

 HOME  合INDEX  月の花INDEX  3月の花INDEX

① 2012. 3. 3 伊那市(植栽)

2011. 9. 8 伊那市高遠

セツブンソウP3032425

2011. 9. 8 伊那市高遠