⑦ 2010. 4. 10 新発田市 |
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⑥ 2008. 4. 6 巻機山 |
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⑧ 2007. 4. 22 日野市 |
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② 2012. 3. 28 伊那市高遠
野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda
フ キ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます
① 2012. 3. 28 伊那市高遠
③ 2012. 3. 28 伊那市高遠
④ 2007. 2. 27 日野市
⑤ 2008. 4. 6 巻機山
フキ キク科 野・山
山野に生え、葉柄、葉が食用にされるおなじみの植物である。ただし、ふつうに売られている葉柄の長さが1mほどもあるものは、東北地方や北海道に分布するアキタブキの栽培品で別種である。
このフキの花がフキノトウである。3〜5月、葉がでる前に、淡緑色の苞に包まれたつぼみが顔をだす。雪の深いところでは、写真⑤〜⑦のように雪どけと地面の境を追いかけるようにでる。
雌雄異株で、雄花の頭花は黄色っぽく、雌花の頭花はやや白っぽい。花後、雄花は枯れるが、雌花は高さ50cmほどにのび、白い冠毛の目立つ種子をつける。
刻んでミソに混ぜて油でいためた「フキミソ」にして食べることが多く、土産物としてもよく売られている。しかし、わが家のフキミソは、A フキノトウをさっとゆでてから刻み、生ミソと混ぜただけのものか、B フキノトウを生のまま刻んで生ミソと混ぜて薄い皿の内側に塗り、逆さにして直火で焼いたもののどちらかである。春の香りいっぱいのこのフキミソも、ぜひ試していただきたい。