2011. 11. 3 伊那市

野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda

ハキダメギク 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます

2011. 11. 3 伊那市

2011. 11. 3 伊那市

2011. 11..2 日野市

2011. 11..2 日野市

ハキダメギク キク科 

 牧野富太郎博士の命名だそうで、最初に見つかったのが世田谷区のはきだめだったからというが、なんともかわいそうな名をもらったものである。いまやどこにでもあって、しげしげと花を見る人は少ないと思うので、かわいらしい花のアップを掲載する。

 北アメリカ原産の帰化植物で、大正時代に初めてみつかった。今では、道ばたや空き地、畑などにごくふつうに見られる。茎は2分岐を繰り返し、高さ15〜60cmになる。

 花期は6〜11月と長く、上部の枝先に直径5mmほどの小さな頭花を1個ずつつける。内側には黄色の筒状花が多数あり、外側には白色の舌状花がふつう5個ある。こんなにも小さな花なのに、舌状花の花弁が律儀に3裂するのがかわいらしい。

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