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2011. 4. 10 伊那市
野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda
ダンコウバイ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます
2011. 11. 3 伊那市
雄花 2011. 4. 9 伊那市
2011. 4. 15 伊那市高遠
2011. 4. 8 高烏谷山
ダンコウバイ クスノキ科 山
春、葉が展開する前にいち早く咲く花、秋の黄葉ともに美しい木。春の姿から、別名をウコンバナという。
関東地方以西、四国、九州の山地に生える落葉低木〜小高木で、高さ3〜7mになる。樹皮は灰黄褐色でなめらか。葉は長さ5〜15cmの広卵形で互生し、先が浅く３裂する。
3〜4月、上述のように、葉が伸びだす前に枝に鮮黄色の花を５〜７個ずつつける。花には、強い甘い香りがある。
同じころ、同じように咲くものにアブラチャンがあって、見分けが難しいが、ダンコウバイの花のほうが大きい。また、アブラチャンは渓流沿いなど、水辺に生えることが多く、樹皮が灰褐色なのも相違点である。
葉がでれば、アブラチャンの葉は長さ4〜9cmで細長く、先が分かれることもないのですぐにわかる。
9〜10月、直径7〜8mmの果実が、はじめ赤く、のちに黒紫色に熟する（アブラチャンの果実は直径1.5cmほどの球形で、黄褐色に熟したあと、不規則に避ける）。
