2010. 8. 9 入笠山
野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda
ツリガネニンジン 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます
2011. 8. 15 入笠山
2010. 9. 20 大滝村
2010. 9. 20 大滝村
2011. 8. 15 入笠山
ツリガネニンジン キキョウ科 山
「ツリガネ」は、もちろん花の形から、「ニンジン」は、根が朝鮮人参の根に似ていることからの名である。葉や花が輪生するので、近縁の植物とは区別しやすいが、この仲間は花冠の広がり方、萼片の形、花柱のつきだし方などが見分けのポイントとなる。
山野の草原などに生え、高さ40cm〜1mになり、茎はほとんど分枝しない。茎や葉を切ると白い乳液がでる。葉は、ふつう3〜4個が輪生するが、まれに対生や互生することもある。長さは4〜8cmで、細長く、先がとがり鋸歯がある。
8〜10月、茎の先に円錐花序をだし、数個の、淡紫色または白色の鐘形の花をやや下向きにつける。花冠の長さは1.5〜2cmで、先が5裂してやや広がる。花柱は花冠から少しつきだし、開花した翌日には先が浅く3裂する。