2010. 8. 9 入笠山

野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda

ツリフネソウ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます

2011. 8. 1. 入笠山

2010. 8. 9 入笠山

2010. 8. 9 入笠山

2010. 8. 22 鹿嶺高原

ツリフネソウ ツリフネソウ科 

 釣舟とは、舟形をした釣り花生けのことで、ツリフネソウの名は、これに由来する。ホウセンカの仲間である。

 湿ったところに生え、高さ50〜80cmになり、流れにそって群生している場所もある。茎は赤みを帯び、節がふくらむ。長さ5〜13cm、幅26cmの、菱形に近く、鋸歯のある葉が互生する。

 8〜10月、葉腋から斜め上方に花序をだし、紅紫色で、長さ3〜4cmの花を数個つける。花には、花弁3個と萼片3個があるが、萼片も花弁と同じ色をしている。左の写真で、花の上にある2つの小さなものが萼片だが、後ろに大きくふくらんで張り出しているのがもう1つの萼片である。この萼片の先端は距になってクルリと巻いている。
 果実は、ホウセンカと同じように、熟すると、ちょっとした刺激で破裂して、中の種子を遠くに飛ばす。

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