2011. 8. 10 入笠山
野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda
モウセンゴケ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます
2011. 8. 10 入笠山
2010. 7. 25 入笠山
2010. 7. 25 入笠山
2011. 9. 8 伊那市高遠
2010. 7. 25 入笠山
モウセンゴケ モウセンゴケ科 山・高山
赤い毛がたくさんある葉がロゼット状に広がるさまを毛氈に見立てた名だろう。苔ではないが、苔のようにも見える。
低山帯〜亜高山帯の日当たりのよい湿地に生える。葉はすべて根生葉で、長さ5mm〜1cmの卵形で、2〜8cmの柄がある。葉の表面には紅紫色の腺毛があり、先から出る粘液で虫を捕えて消化する食虫植物である。
より標高の高い尾瀬などの湿原には、葉の長さが5〜10cmと細長い、ナガバノモウセンゴケが生える。
6〜8月、高さ10〜20cmの花茎の先に、直径4〜5mmの5弁の白い花を総状につける。花序の先はクルリと巻き、下から上に向かって花を開く。下の写真のとおり、他の草の間に生えて咲いていると、ほとんど気づく人はいないような、小さな花だが、よく見るとなかなか美しい。