2008. 8. 22 あきるの市

野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda

ミズタマソウ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます

2011. 8. 10 伊那市高遠

2011. 8. 10 伊那市高遠

2010. 8. 27 伊那市

2010. 8. 27 伊那市

ミズタマソウ アカバナ科 

 総苞や果実にかぎ状の毛があり、そこに水玉がつくことからついた名だろう。あるいは、果実が、遠目には水玉のように見えることからだろうか。

 山野の林内や林縁に生え、高さ20〜60cmになる。茎には下向きの毛があり、節が赤くなることが多い。葉は対生し、長さ5〜13cmで細長く、先がとがり、縁には浅い鋸歯がある。

 8〜9月、茎の先や上部の葉腋からでた花序に、白色または淡紅色の小さな花をつける。花弁は2個で、2裂する。咲いているのかいないのか、ちょっと見にはわからないような小さな花だが、よく見るとたいへん凝ったつくりをしている。
 よく似た花をつけるものにウシタキソウがあるが、ウシタキソウの葉は卵心形でミズタマソウよりずっと幅が広く、また長い柄がある。また、山地の沢沿いなどに生えるタニタデも同じような花のつくりだ。

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ミズタマソウ8177