2009. 8. 11 伊那市長谷
野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda
ヒヨドリバナ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます
2011. 8. 1 入笠山
2011. 8. 1 入笠山
2009. 7. 20 伊那市長谷
2010 7. 26 伊那市長谷
ヒヨドリバナ キク科 山
ヒヨドリが鳴くころに花が咲くのでこの名があるという。
山地の草地などに生え、高さ1〜2mになる。葉は対生し、短い柄があり、長さ10〜18cmの長楕円形で先がとがる。
8〜10月、茎の先に散房状に多数の頭花をつける。頭花は白色またはやや紫色を帯びた少数の筒状花からなる。多くの花のなかでもこの花はとくに虫に好まれるようで、いつもいろいろな虫がきている。海を渡る蝶として知られるアサギマダラ(下の写真)も、よくこの花にきている。
秋の七草のフジバカマと似ているが、フジバカマは中国原産の植物で、一部に野生化したものがあるが、山野に生えていることはない。また、ヒヨドリバナの葉は長楕円形がふつうだが、フジバカマの葉はふつう深く3裂することでも見分けられる。