 |
||
 |
|
|
 |
 |
|||
|
|
|
|
|
2011. 7. 15 木曽駒ヶ岳
野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda
クロユリ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます
黄色い花はキバナノコマノツメ 2011. 7. 12 木曽駒ヶ岳
2011. 7. 15 木曽駒ヶ岳
2011. 7. 12 木曽駒ヶ岳
白い花はチングルマ 2011. 7. 12 木曽駒ヶ岳
クロユリ ユリ科 高山
戦国時代の富山城主・佐々成政にまつわるクロユリの伝説は有名である。また、「黒百合は恋の花……」の歌詞も多くの人の耳に残っているだろう。名のとおり、黒い百合である。エゾクロユリ、ミヤマクロユリともいう。
本州中部地方、月山、鳥海山、北海道の、亜高山帯〜高山帯の、雪田周辺などの開けた草地に生え、高さ12〜50cmになる。葉は茎の中ほどに3〜5個が輪生する。
6〜8月、茎の先に褐紫色の花を1個または数個、下向きにつける。花被片の長さは2〜3 cmで、内側に網目模様がある。伝説や歌は「可憐な花」との印象を与えるが、かならずしも「可憐」とはいえない外観であるうえ、花には悪臭がある。花には両性花と雄花があり、両性花（下写真）には3個の淡黄色の花柱がある。
