2007. 6. 2 雁ヶ腹摺山 |
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2011. 7. 12 木曽駒ヶ岳 |
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2011. 7. 12 木曽駒ヶ岳
2008. 6. 14 編笠山
野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda
キバナノコマノツメ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます
2011. 7. 12 木曽駒ヶ岳
2007. 6. 2 雁ヶ腹摺山
2011. 9. 8 伊那市高遠
2011. 7. 12 木曽駒ヶ岳
キバナノコマノツメ スミレ科 高山
コマノツメは、円い葉の形を馬のあしあとに見立てた名だろうか。本州で見られる黄花のスミレは幾種類かあるが、いずれも生育地が限られる。そのうちで本種は、北海道、本州中部地方以北のほか、四国の一部、屋久島と、比較的広範囲で見られる。
亜高山帯〜高山帯の岩場や礫地、開けた草地に生え、高さ5〜20cmになる。茎は細く、3〜4個の茎葉をまばらにつける。葉は、幅1.5〜3.5cmの腎形で先は円く、縁や表面、裏面の脈上にまばらに毛が生える。葉の質はうすくてやわらかく、表面に光沢はない。
6〜8月、茎の先に1cmほどの黄色い花をつける。側弁には毛がなく、斜め上を向く。距は長さ1mmほどと、ごく短い。
本州中北部の日本海側、北海道の低山帯〜亜高山帯に生えるオオバキスミレの葉は先が短くとがる。また、北アルプス、中央アルプスに生えるクモマスミレの葉は厚く、表面に光沢があり、脈が紫色を帯び、毛はない。
2011. 9. 8 伊那市高遠