2010. 6. 30 伊那市高遠
2010. 6. 30 伊那市高遠
野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda
カンボク(花) 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます
2011. 7. 5 伊那市高遠
2011. 7. 5 伊那市高遠
2011. 9. 8 伊那市高遠
2010. 6. 30 伊那市高遠
カンボク(花) スイカズラ科 山
漢字で書くと「肝木」だが、由来は私にはわからない。
山地に生える落葉低木〜小高木で、高さ2〜7mになる。主に北日本に生えるので、東京周辺では見たことがないが、私が主に歩き回る長野県中部ではよく見かける。長さ5〜11cmの葉は対生し、3つに中裂する。
5〜7月、枝先に直径10cmほどの散房花序をだして、直径4mmほどの小さな両性花を多数つける。花序の周辺を直径2cmほどの白い装飾花が囲む。ヤブデマリやムシカリ(オオカメノキ)に似ているが、葉を見れば区別できる。
9〜10月、直径7〜9mmの赤い実を多数つけた姿が美しい。これは一見、ガマズミなどに似ているが、カンボクの実には透明感があり、また、何より葉を見れば容易に区別できる。実は毒ではないが、まずい。